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エクセルのVBAでは操作の対象となるもの、例えばセル、シート、ブックなどを
オブジェクトとよびます。
そしてそのオブジェクトに対して動作や設定を指示します。
例えば、セルに関しては「Rangeオブジェクト」、ワークシートに関しては「Worksheetオブジェクト
」といった形で指定し、それに対して「値を入れなさい」、「色を赤色にしなさい」といった命令を行います。
そしてこれらの命令を属性(プロパティ)、動作(メソッド)と呼びます。
オブジェクト: 操作の対象となるもの
[例] ワークブック、ワークシート、セル etc
ワークブックやワークシート、セルなどをオブジェクトと呼びます。
そしてこれらのオブジェクトに対して、属性(プロパティ)、動作(メソッド)を設定します。
以下の書式のようにオブジェクトの後に、ドット「.」を入れてその後に属性(プロパティ)または動作(メソッド)を記述します。
[書式]
オブジェクト.属性(プロパティ)
オブジェクト.動作(メソッド)
例えば「C3セル」というオブジェクトに対して、「一覧」という文字を挿入したり、
C3セルというオブジェクトを選択する場合は以下のように記述します。
[例]
C3セル.値 = “一覧” ⇒ Range(“C3”).Value = “一覧”
C3セル.選択する ⇒ Range(“C3”).Select
はじめはあまり難しく考えず、VBAでセルやシートに命令するときはこのように書くというかたちで、まずは使い方から覚えてゆきましょう。

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