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プログラムでエラーが発生した時に、指定した処理を実行させることができます。
On Error Go To文と「行ラベル」というものを記述し、エラーが発生した時に
その行ラベルのある場所に処理が移動します。
[書式]
On Error GoTo 行ラベル
処理
Exit Sub
行ラベル:
エラーが発生した場合の処理
On Error GoTo以下に処理を記述し、その処理でエラーが発生した場合には
行ラベル以下の部分に処理が移ります。
この行ラベル以下の部分にエラー発生時の処理を記述します。
[例]
On Error GoTo エラーの場合
Range(“A1:B2”).Interior.ColorIndex = 155
Exit Sub
エラーの場合:
MsgBox Err.Description (実行時エラーの説明)
[サンプルC112]
Sub C112()
Worksheets(“C112”).Select
On Error GoTo エラーの場合 ①
Range(“A1:B2”).Interior.ColorIndex = 155
Exit Sub
エラーの場合: ②
MsgBox Err.Description
End Sub
On Error GoTo エラーの場合 ①
Range(“A1:B2”).Interior.ColorIndex = 155
Exit Sub
On Error GoTo文でラベル名に「エラーの場合」と指定しています。
処理の部分で、存在しないColorIndexの値(155)を指定したため、
エラー処理が行われます。
エラーの場合: ②
MsgBox Err.Description
エラー処理で、ラベル「エラーの場合」へ処理が移り
メッセージボックスによってエラーメッセージが表示されます。
Sub C112_2()
Worksheets(“C112”).Select
Range(“A1:B2”).Interior.ColorIndex = 155
End Sub
こちらの例ではエラー処理が記述されていないため、存在しないColorIndexの値(155)を指定した場合、Visual Basic 独自のメッセージが表示されます。

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