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AutoFilterメソッドを使用して、ある条件を満たすデータだけを抽出することができます。
[書式]
オブジェクト. AutoFilter [Field],[Criteria1],[Operator],[Criteria2],
[VisibleDropDown]
オブジェクト:Rangeオブジェクト
引数
Field: 条件を指定する列番号
Criteria1:抽出条件1
Criteria2:抽出条件2
抽出条件の種類
例 |
内容 |
“A” |
A |
“*A*” |
Aを含む |
“=5” |
5 |
“<>5” |
5以外 |
“>5” |
5より大きい |
“>=5” |
5以上 |
“<5” |
5より小さい |
“<=5” |
5以下 |
= |
空白セル |
<> |
空白以外のセル |
Operator:指定方法
指定方法の種類
設定値 |
内容 |
xlAnd |
抽出条件1と2をAND条件で指定 |
xlOr |
抽出条件1と2をOR条件で指定 |
xlTop○Items |
上位○番目までを表示 |
xlBottom○Items |
下位○番目までを表示 |
xlTop○Percent |
上位○パーセントまでを表示 |
xlBottom○Percent |
下位○パーセントまでを表示 |
※AND条件というのは A AND B で AかつBの条件という意味になります。
OR条件というのは A OR B で AまたはBの条件という意味になります。
VisibleDropDown:
フィルターボタンを表示する場合はTrue, しない場合はFalse。
指定しない場合はTrueとなる。
フィルターボタン(赤枠内)
[例]
Range(“A1″).AutoFilter Field:=2, Criteria1:=”>=1000″,
Operator:=xlAnd, Criteria2:=”<=3000″
A1セルを選択後、そこから2列目(Field:=2)のデータで、
1000以上という条件(Criteria1:=”>=1000″)で、かつ(Operator:=xlAnd)
3000以下という条件(Criteria2:=”<=3000″)で検索を行っています。
[サンプルC052]
Sub C052()
Worksheets(“C052”).Select
Range(“A1″).AutoFilter Field:=2, Criteria1:=”>=1000″, _
Operator:=xlAnd, Criteria2:=”<=3000″ ①
End Sub
Range(“A1″).AutoFilter Field:=2, Criteria1:=”>=1000″, _
Operator:=xlAnd, Criteria2:=”<=3000″ ①
A1セルを選択後、そこから2列目である「金額」の列が1000以上かつ3000以下のデータを抽出しています。

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