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以下の赤枠内のような複数の選択肢から一つをクリックして選択することができる部品を「オプションボタン(ラジオボタン)」とよびます。
ここでは「男性」「女性」のいずれか一つを選択することができます。
このオプションボタンでは一つの枠(フレーム)で囲んで、まとめることによって、その中の一つだけを
選択できるようになります。
まずこのフレームを配置するには「ツールボックス」内の「フレーム」をクリックします。
次にフォーム上でフレームを描くようにドラッグを行います。
またフレームの左上のラベルを設定するにはフレームを選択した状態で
「プロパティウインドウ」の「Caption」の項目で設定を行います。
何も表示したくない場合は「Caption」の項目を空白にしておきます。
ここでは「性別」と入力しています。
次にオプションボタンを配置するには「ツールボックス」内の「オプションボタン」を
クリックします。
次にオプションボタンを配置する場所をクリックすると配置することができます。
ここではフレーム内にオプションボタンを2つ配置しておきます。
次に左側のオプションボタンをクリックして選択した状態で「プロパティウインドウ」の
「オブジェクト名」で「opt1」と入力しておきます。
右側のオプションボタンも同様にクリックして選択した状態で「プロパティウインドウ」の「オブジェクト名」で「opt2」と入力しておきます。
このように設定することでオプションボタン「opt1」「opt2」をプログラムで認識することができます。
次に左側のオプションボタンを選択して「プロパティウインドウ」の「Caption」で
「男性」と入力して見出しを設定します。
同様に右側のオプションボタンを選択して「プロパティウインドウ」の「Caption」で
「女性」と入力して見出しを設定します。
次に「ツールボックス」内の「コマンドボタン」をクリックしてボタンを配置します。
そしてボタン名に「cmdOK」と入力します。
そしてボタンの文字列は「OK」と入力しておきます。
次にボタンをダブルクリックしてVBEを表示します。
そして「Private Sub cmdOK_Click()」の中に以下のコードを入力します。
「opt1.Value」というのはオプションボタン「opt1」の値という意味になります。
オプションボタンの場合は、チェックが入っている場合は「True」
入っていない場合は「False」という値が入ります。
ここでオプションボタンがチェックされている場合は「True」という値が入るので
If opt1.Value = True Then
MsgBox “男性です”
と記述することによって「もし、opt1の値が「True」(チェックが入っている)の場合は
メッセージボックスで「男性です」と表示します。
ElseIf opt2.Value = True Then
MsgBox “女性です”
またElseIf 文によって、それ以外でオプションボタン「opt2」の値がTrue の場合、
メッセージボックスで「女性です」と表示します。
Else
MsgBox “男性か女性を選択してください”
そしてElse文によって、それ以外の場合、オプションボタン「opt1」「opt2」のいずれにもチェックが入っていない場合はメッセージボックスで「男性か女性を選択してください」と表示します。

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