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マクロの記録では「絶対参照」と「相対参照」という2種類の形式で記録することができます。
例えばA1~D3セルまでを塗りつぶすマクロを記録するとします。
ここで「絶対参照」で記録した場合は、セルの番地が「常にA1~D3セルまで」塗りつぶすというマクロになります。
これに対し「相対参照」で記録した場合は、マクロを実行する直前に例えばE5セルを
クリックして選択していた場合、
その場所から「右に4つ、下に3つ分のセル」を塗りつぶすという動作のマクロになります。
これに対し、「絶対参照」の場合はマクロ実行の直前にE5セルを選択していたとしても
「必ずA1~D3セルまで」を塗りつぶすという動作になります。
「絶対参照」でマクロを記録する場合は、「開発」タブの「マクロの記録」をクリックします。
次の画面でマクロ名をここでは「絶対参照」と入力して「OK」をクリックします。
次にA1~D3セルをドラッグして選択してから「ホーム」タブの「塗りつぶし」をクリックして塗りつぶしを行います。
最後に「開発」タブの「記録終了」をクリックしてマクロの記録を終了します。
次にE5セルをクリックして選択してから「開発」タブの「マクロ」をクリックします。
次の画面で「絶対参照」を選択して「実行」をクリックします。
すると「絶対参照」で記録しているため、直前にE5セルを選択していたとしても
A1~D3セルに塗りつぶしが実行されます。
相対参照で記録するには「開発」タブの「相対参照で記録」をクリックします。
クリックすると「相対参照で記録」に色が付いた状態になります。
次に「マクロの記録」をクリックします。
次にマクロ名に「相対参照」と入力し、「OK」をクリックします。
次にA1~D3セルをドラッグして選択してから「ホーム」タブの「塗りつぶし」をクリックして塗りつぶしを行います。
最後に「開発」タブの「記録終了」をクリックしてマクロの記録を終了します。
次にE5セルをクリックして選択してから「開発」タブの「マクロ」をクリックします。
次の画面で「相対参照」を選択して「実行」をクリックします。
するとはじめに選択していたE5セルを起点として右に4つ、下に3つ分のセル範囲の塗りつぶしが実行されます。

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