
動画で楽にパソコンが身につく方法はこちら>>
変数に値を入れることを「代入(だいにゅう)」とよびます。
[書式]
変数名 = 値
変数に値を代入するには=(イコール演算子)を使用します。
ここで「=」は等しいという意味ではなく、
「右辺の値を左辺の変数に代入する」という意味になります。
[例]
ワークシート = ActiveSheet.Name
「ワークシート」という名前の変数にアクティブシートの名前を代入しています。
■オブジェクト型変数に値を入れる
[書式]
Set 変数名 = オブジェクト
オブジェクト型変数への代入の場合は最初に「Set」と記述します。
[例]
Set ワークシート = Worksheets(3)
ブック内の左から3番目のワークシートオブジェクトを変数「ワークシート」に代入しています。
■オブジェクトの解放
オブジェクト型変数が何も参照していない状態にすることをオブジェクトの解放といいます。
オブジェクトを解放するには変数に「Nothing」を代入することでその変数は何も参照していない状態になります。
Set ワークシート = Nothing
[サンプルC096]
Sub C096()
Worksheets(“C096”).Select
‘オブジェクト型以外の場合
Dim 名前 As String ①
名前 = ActiveSheet.Name ②
MsgBox 名前 ③
‘オブジェクト型の場合
Dim ワークシート As Worksheet ④
Set ワークシート = Worksheets(“C096”) ⑤
MsgBox ワークシート.Name ⑥
Set ワークシート = Nothing ⑦
End Sub
Dim 名前 As String ①
「名前」という名前のString型(文字列型)の変数を宣言しています。
名前 = ActiveSheet.Name ②
宣言した変数「名前」にアクティブシートのシート名を代入しています。
MsgBox 名前 ③
変数「名前」に入っている内容をメッセージボックスで表示しています。
Dim ワークシート As Worksheet ④
「ワークシート」という名前のWorksheetオブジェクト型変数を宣言しています。
Set ワークシート = Worksheets(“C096”) ⑤
宣言した変数「ワークシート」にワークシート名「C096」のワークシートオブジェクトを代入しています。
MsgBox ワークシート.Name ⑥
変数「ワークシート」に対してNameプロパティを指定し、ワークシートオブジェクトの
ワークシート名をメッセージボックスで表示しています。
Set ワークシート = Nothing ⑦
最後に変数「ワークシート」のオブジェクトを解放しています。

動画で楽にパソコンが身につく方法はこちら>>