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Endプロパティを使うとアクティブセル(データの入ったセル)の範囲の終端を取得することができます。
例えばA1からC10までデータが入った表があれば、
その範囲内で一番下のセルや一番右にあるセルをEndプロパティによって取得できます。
[書式]
オブジェクト. End[Direction]
オブジェクト:Rangeオブジェクト
引数:
Direction
引数のDirectionでどの方向へ向かって終端セルを取得するのかを
指定することができます。
Directionの設定値と内容
設定値 |
内容 |
xlDown |
下方向 |
xlUp |
上方向 |
xlToLeft |
左方向 |
xlToRight |
右方向 |
[例]
A2セルから、A2セルの隣接するアクティブセルの範囲内で
一番右下にあるセルまでを選択
Range(“A2”, Range(“A2”).End(xlDown).End(xlToRight)).Select
End(xlDown)とEnd(xlToRight)を組み合わせて一番右下のアクティブセルを取得することができます。
[サンプルC013]
Sub C013()
Worksheets(“C013”).Select
Range(“A2”, Range(“A2”).End(xlDown).End(xlToRight)).Select ①
End Sub
① Range(“A2”, Range(“A2”).End(xlDown).End(xlToRight)).Select
はじめにEndプロパティを使って、End(xlDown).End(xlToRight)で右下端の位置を
取得します。
そしてRange(“A2”,A2セルに隣接するアクティブセル範囲の右下端の位置)を指定して、
A2セルから、A2セルの隣接するアクティブセルの範囲内で一番右下にあるセルまでを選択
しています。

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