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先ほどのCopyメソッドによってクリップボードにコピーされた内容を貼り付けるにはPasteメソッドを使用します。
また引数でリンク貼り付けするかどうかも指定することができます。
リンク貼り付けとはコピー元のデータに変更があった場合、コピー先も連動して
その変更が反映される貼り付け方です。
[書式]
オブジェクト. Paste [Destination], [Link]
オブジェクト:Worksheetオブジェクト
引数:
Destination :貼り付け先のセル範囲
Link:
リンク貼り付けする場合は「True」、
しない場合は「False」を指定。規定値はFalse
[例]
クリップボードにコピーされた内容をアクティブシートのD1に貼り付ける
ActiveSheet.Paste Range(“D1”)
[サンプルC019]
Sub C019()
Worksheets(“C019”).Select
Range(“A1:B7”).Copy ①
ActiveSheet.Paste Range(“D1”) ②
ActiveSheet.Paste Range(“G1”) ③
Application.CutCopyMode = False ④
End Sub
Range(“A1:B7”).Copy ①
セル範囲「A1:B7」をコピーしています。
ActiveSheet.Paste Range(“D1”) ②
Pasteメソッドでクリップボードにコピーされた内容をアクティブシートの
D1セルを起点として貼り付けます。
ActiveSheet.Paste Range(“G1”) ③
同じくPasteメソッドでクリップボードにコピーされた内容をアクティブシートの
G1セルを起点として貼り付けます。
Application.CutCopyMode = False ④
ApplicationオブジェクトのCutCopyModeプロパティをFalseにすることで
コピーまたは切り取りモードの状態を解除しています。

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